留学に使えるローンがある!メリットとデメリットをしっかり理解して検討しよう

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留学に興味はあるけど、費用面が心配という方も多いでしょう。そのような方は留学ローンを利用するという選択肢があります。ローンといっても、留学に特化した低金利のものも多いので、金銭面の不安を解消することに役立つかもしれません。

そこで本記事では、おすすめの留学ローンや利用するときの注意点についてもご紹介していきます。

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この記事の要点

リサちゃん

留学ローンという選択肢があることを知っていただける機会になればうれしいです。

●留学リーンのメリットは、留学にかかる費用を補填し金銭面の不安や負担を軽減できる

●留学ローンのデメリットは、計画的な利用をしっかりと検討する必要がある。将来のライフプラン(仕事や結婚、車の購入・住宅の購入など他ローンの可能性)と照らし合わせ、無理のない返済計画を立てることが大切

留学ローンとは?

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留学ローンとは教育ローンの一種で、留学するための資金を国や銀行から融資してもらう制度です。お金を借りるということは、もちろん金利が発生し、必ず返済しなければいけません。そのため、留学ローンを利用する際は、返済の計画をしっかり立てたうえで利用するのがいいでしょう。

公的ローンと民間ローン

留学ローンには、公的ローンと民間ローンがあります。公的ローンとは、公的機関が提供している融資制度で、日本政策金融公庫が代表的な機関として知られています。民間ローンとは、カード会社や銀行などが融資を提供するもので、多くの機関が提供しており、貸し付け条件などは会社によって異なるため、確認する必要があるでしょう。

奨学金制度との違い

留学ローンと聞くと、奨学金制度と勘違いする方がいますが、異なる点がいくつもあります。まず奨学金制度には、返済義務のないもの、返済義務があっても無利子のものがあります。また、留学ローンは、翌月から返済が始まる場合が多いですが、奨学金制度は留学生が社会人になってから返済がスタートします。つまり、負担が少なくなるケースが存在するのが奨学金制度といえるでしょう。

その分、留学ローンにもメリットが多くありますのでご紹介していきます。

留学ローンのメリットとデメリット

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留学ローンにも多くのメリットがあります。また、いくつかのデメリットもありますので合わせてご紹介していきます。

メリット

少ない資金で留学ができる

留学には数十万から数百万円の資金が必要になります。そのため、留学に行きたいけど、あと少し足りないということもあるでしょう。そんな時に足りない分の資金を借りることで、少ない資金でも留学が可能になります。

学費以外にも充てられる

奨学金制度の場合、生活費に対応するものもありますが、学費のみに対応というものも多くあります。その点留学ローンは、学費や生活費に関係なく利用することができるのが強みです。

審査のハードルが低い

奨学金制度は、成績優秀者が対象になることが多いです。また定員数などもあることから、誰でも受けれるものではありません。しかし、留学ローンはだれでも申し込むことができ、審査のハードルが低いのも特徴です。

デメリット

返済金額が高額になることがある

留学ローンには利子がつくため、借りてた金額よりも高額な返済金になるため、借りる金額によっては高額になる可能性があります。

将来を見越した契約が絶対条件

留学ローンは、借りた翌月から返済が始まることが多いです。そのため、将来大きな買い物をするとなると、留学ローンが負担になってしまうケースがあります。もし借りるにしても、将来的に負担にならない金額を借りる必要があるでしょう。

おすすめの留学ローン

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もし留学ローンを利用するのであれば、できるだけ負担の掛からないものがいいですよね。そこで、おすすめの留学ローンを4つご紹介していきます。

国の教育ローン(日本政策金融公庫)

こちらは先ほどもご紹介した「日本政策金融公庫」です。留学ローンといえば、必ず名前があがる名前です。一番の特徴は、低金利で借りることができることです。1.65%という低金利になっているので、返済計画も立てやすいでしょう。また、条件を満たせば最大450万円まで融資が可能となっているので、奨学金制度を利用できない場合は、おすすめといえるでしょう。

ろうきん(中央労働金庫)

固定金利で、最大20年の返済ローンを組めるのが特徴なので、ゆとりをもって返済することができるでしょう。ただし、地域によって内容が変わってくるので、利用を考えている方は、住んでる地域のろうきんに確認することをおすすめします。

三菱東京UFJ銀行

三菱東京UFJ銀行では、2種類の留学ローンを組むことができます。学費のみに利用できる留学ローン(教育ローン)の場合、30〜500万円までの融資が可能となっており、金利は変動制となっています。また、学費以外に利用したいという場合はカードローンを利用する形となり、10〜500万円の融資が可能となります。これについては担保や保証人なしで融資を受けることができ、審査の結果がその日のうちに分かることもあるので、学生、社会人関係なくおすすめの期間です。

みずほ銀行

最大融資額は300万となっており、最長10年の返済ローンを組むことができます。金利については固定金利と変動金利のどちらかを選ぶことができ、学費以外にも利用できる留学ローンとなっています。担保や保証人なしで借りることができるので、一度検討してみてもいいかもしれないですね。

留学ローンを利用するときの注意点

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留学ローンは、留学中から返済する必要があるため、しっかりとしたプランを立てなければ大変なことになってしまいます。そこで、留学ローンを利用するときの注意点をいくつかご紹介していきます。

返済できる見込みはあるか

どうしても留学したいから、とりあえず借りようという心構えでは、間違いなく大変なことになってしまいます。返済するのが大変になり、留学中に勉強どころではなくなったというケースも多くあります。そのため、どのくらいの返済であれば、無理なく行っていけるかということを、あらかじめ考え、それにあった留学ローンを組むことが大事になってきます。

条件は問題ないか

すべての人が利用できる留学ローンですが、融資を受けるためには条件があります。所得が低い人用のものや逆に高い人用、融資されたものは学費のみに利用可能というところや何に利用してもOKという企業もあります。これは企業によって異なるため、自分があてはまる条件かどうか、利用したいものに使える留学ローンかどうかなどをしっかり確認する必要があるでしょう。

アルバイトや学生でも大丈夫か

留学ローンの中には、アルバイトや学生では受けられないものもあります。もし留学ローンを利用する方が学生の場合、自分でも対象なのかどうかは確認しなければいけません。逆に、学生を対象にした留学ローンというものも多くあります。その場合、社会人は利用できないので、社会人も自分が対象になっているかどうか、確認する必要があるでしょう。

社会人の離職者は利用が難しい

社会人でいえば、離職して留学しようと考えている方は、融資を受けられない可能性が非常に高いです。もし休職して行くのであれば、返済できる見込みがあるため大丈夫でしょうが、退職してしまっている状態だと、返済する能力がないと判断されるため、ある程度の貯蓄がある方以外は、融資を受けられないので注意しましょう。

まとめ

この記事では、留学ローンについて解説してきました。

留学を考えている方の中には、資金が足りないからどうしようか迷っているという方もたくさんいるでしょう。もし奨学金制度を利用できないのであれば、留学ローンを検討してください。もちろん返済義務が発生するので、しっかりと返済プランを立てる必要はありますが、少ない費用で留学することもでき、自分の夢を叶えることができます。

留学ローンを組める企業は多くありますので、自分に合った企業を見つけ、無理のない形で利用してみてはいかがでしょうか。

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