留学に目標設定は必要?目標を設定するメリットや目標の決め方まで徹底解説!

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留学を充実したものにするためには、目標をしっかり設定することがとても重要になってきます。

もし目標を設定せず何となく留学に行ってしまうと、留学中に勉強を頑張るモチベーションが下がってしまったり、成長をしっかりと実感できないまま帰国してしまうことにつながってしまいます。

これから留学したいと思っている方の中には、目標を持つことは大切だと分かっていても、どのよに目標を設定すればいいのか困っている、という方もいることでしょう。

そこでこの記事では、留学の目標設定の必要性や目標を持つメリット、目標を決める方法について詳しく解説していきます。

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留学に目標設定は必要?

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留学行ったことで自分は成長できた!と自分も自分以外の人も認識できるためには、その留学でどんなことを達成したいか、または何に向かって留学生活を頑張りたいのかなど、ゴールとなる目標を設定することが必要です。

それではなぜ目標を設定することが大事なのでしょうか?目標を設定するメリットと合わせてご紹介していきます。

適切な留学プランを選択できる

もし英語を勉強したいと思えば英語圏の留学先を選べますし、スペイン語を勉強したければスペイン語圏の国を選ぶことができます。

勉強以外にも、世界遺産を巡りたい、異文化交流をたくさんしたい、芸術に触れたいというように目標をはっきりさせることができれば、それに合った国を選んで留学することができます。

また、どの程度深くまでそれらを学びたいか、触れたいのかによって留学期間や留学スタイルも変わってきます。

目標を持つことで、その目標に合った国や都市、留学期間や留学スタイル(個人留学や学校での正規留学、交換留学など)の決めてになり、帰国後には「充実した留学だった」と思えるものになるはずです。

有意義に時間を過ごせる

留学には、1ヶ月未満という短期のものから、1年以上という長期留学まであります。

例えば、留学することで語学力を上げたい、異文化を知りたい、勉強以外にもたくさん観光したいといった目標を持つと、留学期間中どのように行動すればいいのかという逆算ができるため、時間を有意義に使うことができます。

もし何も目標がなく留学に来てしまうと、何となくだらだらと過ごしてしまいがちになり、帰国したときには、ただただ「楽しかった」という感想と、後から「もっとこうしておけばよかった」といった後悔の念しか残らなくなってしまいます。

モチベーションになる

留学生活は、知らない土地で頼る人もいない状態でスタートすることがほどんどですので、色々と自分の力で乗り越えていく必要があります。

そのような不安やストレスがかかる中、目標がはっきりしていることは困難を乗り越えるモチベーションにつながります。

自分は何のために留学したのかということを思い出すことで、それが力となり留学生活を頑張り抜くことができるのです。

目標がなければ、何か少しでも困った事や嫌なことがあると「日本に帰りたい」という気持ちが強くなってしまったり、努力する手前であきらめてしまって留学を”ドロップアウト”してしまうというケースがよくあります。

せっかく貴重なお金や時間、労力をかけて挑んだ留学です。そのようなことにならないためにも目標の設定は大事になってくるのです。

帰国後に自己評価しやすい

留学経験は就職に役立つと聞いたことがある人もいるかもしれませんが、留学に行っただけでは評価の対象にはなりません。評価に値する部分は、その留学で何をどのように達成したかということです。

就職活動の際に、面接などで留学の話に及んだ際に聞かれるのは、なぜその場所に留学しようと思ったのか、留学で何を学んだか、どんなスキルを手に入れたか、そのためにどのような努力をしたのか、などです。

留学前にしっかりと目標設定ができれば、その目標達成に向けて何をどのように頑張って、どんあ結果や成果が得られたのかというストーリーが生まれます。

そこから自分の計画性や実行力、コミュニケーション能力、協調性、問題解決能力、異文化理解能力、など様々なスキルをアピールできるのです。

代表的な留学の目標

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ここからは、具体的な留学の目標を見ていきましょう。目標設定をどうすればいいか悩んでいる方は参考にしてみてください。

語学力向上ため

まずは語学力の向上です。おすすめなのは具体的な数値やレベル目標を決めるのことです。例えば、英検準1級合格レベル、TOEICで800点以上など、具体性があると、それに向かって頑張ることができるでしょう。

さらに、語学力向上を目標にする最終目的は何のかも併せて考えておけるとベストです。

その語学力を活かして海外で働きたい、英語の先生になって英語の面白さを伝えたい、海外の映画を字幕なしで楽しめるようになりたいなど、何でも大丈夫です。

専門分野を深く学ぶため

これは大学生などによくみられる目標です。大学である分野を専攻していて、それを海外の先進国で勉強したいという場合や、違う国の視点からも勉強してみたいという場合に、このような目標が立てられます。

違う角度から勉強をすることで、日本で勉強しているものとは、違ったものが見えてくるかもしれません。

就職活動に活かすため

しっかり目標をもって留学に臨んでいる場合、就職活動には大いに役に立ちます。

学んだこと、留学でのエピソード、身につけたスキルなど、就職活動で話せる目標を立てることは、帰国後の自分の進む選択肢を増やすことにつながります。

もし進みたい業界や職種が絞れている人は、それに役立つような知識やスキル、経験を持ち帰れると就活の強みになります。

人脈を広げるため

留学先には、世界中から多くの同じ志を持った留学生が来ています。そのような仲間たちと知り合いになり、人脈を広げるというのは、今後の人生においても大きなものになります。

また、社会人の留学であれば、ビジネスに詳しい留学生と知り合いになり、将来的に自分の仕事の手助けをしてくれる存在になる可能性もあります。

単純に世界中に友達がいるということは素晴らしいですよね。

広い視野を持つため

世界中から来た留学生と交流できるというのは、これまで知らなかった異文化を知るきっかけになります。日本しか知らなかった留学生にとっては、世界観が大きく広がるでしょう。

それは、その後の人生にとって大きなものになるでしょうし、何をするにしても広い視野で物事を見れるようになるでしょう。

具体的に視野が広がったり、物の見方が変わったおかげで得られた経験やスキルなど、人伝えられるのエピソードを持てるとベストです。

留学の目標を設定するポイント

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ここまでは、どんな目標が考えられるか解説してきましたが、最後にどのように目標を決めるのかということを解説していきたいと思います。

帰国後の自分をイメージしてみる

一番大事なのは、自分が留学後、どのようになっているかをイメージすることです。留学したことで、自分はどう変わっていたいのかということをじっくり考えてみてください。そうすることで、目標が自然と見えてくるはずです。

将来自分がやりたい仕事を考える

将来自分はどんな仕事をしたいのかを想像してみてください。その仕事に向けて、留学することで何を身につけたらいいんでしょうか。

将来、自分が何をしたいかによって、留学で何を身につける必要があるのかということが見えてくるはずです。そのようにして見つけた目標があることで、充実した留学生活を送ることができます。

具体的で分かりやすく留学中に達成できるもの

初めから高すぎる目標を設定することはおすすめしません!目標が高すぎると、それがプレッシャーやストレスになってしまいます。

また、あまりこだわりすぎてしまうと目標が達成できなかった場合、「この留学は失敗だ」と思い込んでしまい、必要以上に自分を責めてしまうことにつながりかねません。

海外という環境の助けと自分のできる範囲の努力で達成できる目標を設定しましょう。

最終的にハードルの高い目標を掲げる際は、その手前にいくつも小さな通過点を設け、一つずつクリアすることで達成感や成功体験を積み上げて行けるよう工夫してみてください。

目標を数値で管理してみる

ある程度の目標が決まったら、それを数値化してみるのがいいでしょう。

数値化というと難しい方になりますが、例えば「留学してから3ヶ月後には達成する」「1週間で10人に話しかける」「いつまでにこの観光スポットに行ってみる」のような感じです。

その目標を達成することができれば、また新たな目標を設定するといいです。客観的にみることで、自分の進捗状況が分かるので、目標達成しやすくなりますよ。

まとめ

この記事では、留の目標設定について解説してきました。

実りの多い充実した留学にするためには目標設定は重要です。帰国後に何も残らなかった、何も変わっていないということがないように、何を達成したいのかということをしっかり想像して、後悔のない留学にしできるといいですね。

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