【留学準備】留学に持っていくキャリーケースはどんなものがいい?選び方や決め手を解説します!

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留学するときに欠かせないのが、自分の荷物をまとめるためのキャリーケースですよね。大きさもいろいろありますし、留学する方の多くはどんなものを持っていけばいいか迷ってしまいます。

実は、キャリーケースはなんでもいいというわけではありません。持ち物によって、選ぶ基準があるので、それらをしっかり把握しておくことが重要なんです!

そこで本記事では、留学に最適なキャリーケースの選び方について、詳しく解説していきますので、キャリーケース選びに迷っている方は参考にしてください。

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キャリーケース選びのポイント

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まず、留学にもっていくキャリーケースを選ぶときに考えなければいけない6つのポイントについてご紹介していきます。

サイズ

キャリーケースのサイズは幅、高さ、奥行きの合計で見ます。また、サイズ表示には内寸と外寸がありますので、間違えないように注意してください。航空会社によって機内持ち込み可能サイズや預け入れサイズの規定があります。利用する航空会社の規定を確認してから購入するようにしましょう。

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容量

留学は数週間から年単位で行くことになるため、長くなれば長くなるほど、サイズの大きいものを選べばよいと思いがちですが、一般的には1泊10Lで計算するといいとされています。そうなると長い留学はどうなるのと思いがちですが、衣類に関しても1週間分あれば十分です。そのため、1〜2週間の場合は70L、1ヶ月では85L、6ヶ月以上の留学であれば85〜100L程度のサイズのものがいいでしょう。

重さ

あまり重いキャリーケースだと、現地に着いた後、目的地まで持っていくのが大変になってしまいます。軽ければ軽いほど持ち運びがスムーズに行えるので、できれば5㎏以内のものを選ぶといいでしょう。航空会社では中身を詰めた状態で23㎏まで預けることができるので、そのあたりも計算してキャリーケースを選んでください。

丈夫さ

キャリーケースには、ソフトとハードがあります。留学にもっていくのであれば、ハードタイプの頑丈なものをおすすめします。海外では、荷物を丁寧に扱ってくれないこともあるため、衝撃に強く壊れにくいものにしましょう。

防犯機能

スリなどの窃盗に合わないためにも、防犯対策をしているキャリーケースがいいでしょう。鍵がついているものを利用するのは当然として、キャリーケースには防犯対策として、「TSAロック」が搭載されているものがあります。

TSAロック付きのキャリーケースは、アメリカ留学に必要な防犯対策です。TSAロックとは、鍵の一種です。

アメリカの手荷物検査では、鍵を開けて中身をチェックすることが義務付けられていますが、TSAロック付きのキャリーケースは、そのまま預けることが可能です。

キャスター

キャリーケースには、2輪のものと4輪のものがありますが、スムーズに動かすために4輪のものを選ぶといいです。留学の場合、荷物は非常に多いです。

大きな荷物を運ぶ際は、斜めに動かす2輪よりも、立てたままそのまま動かせることができる4輪がいいです。

購入する前に確認すべきこと

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次に、キャリーケースを選ぶときの注意点について解説していきます。ただ、持ち物を入れることだけを考えるのではなく、航空会社の決まりや持ち運ぶための方法などを知っておくことも重要になります。

機内持ち込みまたは預け入れできるキャリーケースのサイズ

航空会社ごとに持ち込みや、預け入れできる大きさや重量、個数が決まっています。例えば、ANAでは以下の規定になっています。※最新情報はANA公式HPをご確認ください

機内持ち込み荷物の場合

サイズ
3辺(縦・横・高さ)の和が115cm以内かつ3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm以内
重量
10kg以内、1個まで

預け入れ荷物の場合

サイズ(エコノミークラス)
3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内※キャスターと持ち手を含む

重量
1個あたり23kg、2個まで

航空会社によってはサイズや重量が違う場合があります。どの国に留学するかによって、利用する航空会社も違ってくるでしょうから、どのような決まりがあるか、あらかじめチェックしておくようにしましょう。

キャリーケースにあると便利な機能

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先ほど防犯対策のあるキャリーケースが良いと解説しましたが、それ以外にも便利な機能が付いたキャリーケースがありますのでご紹介します。

ワイヤーロック

こちらも防犯対策に役立つワイヤーロックです。ちょっとした休憩や看板や案内表などを確認するときなど、キャリーケースにワイヤーロックをつけておけば、スリなどの被害にあわず安心です。

スーツケースベルト

キャリーケースを開けてみたら、荷物がばらばらになっていたということがあります。そのようなことを防ぐのに役立つのがスーツケースベルトです。

これを付けることで、中身が飛び出ることがなく、簡単にキャリーケースを開けることもできないため、防犯対策にも役立ちます。

期間別!おすすめのキャリーケース

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最後に、留学の期間別でおすすめのキャリーケースをご紹介していきます。キャリーケースは、留学する期間に合わせて選ぶとよいでしょう。

1週間〜2週間

超短期留学であれば、70L前後の容量のキャリーケースがいいでしょう。場合によっては50L程度ですむ場合もあるでしょうが、帰りに荷物が増えることを予想して、容量は少し余裕を持っておいた方がいいでしょう。

おすすめは日本製のプロテカです。非常に軽い素材で作られており、持ち運びしやすいうえ衝撃性にも強いため、留学にはもってこいのキャリーケースです。初めて留学する方や、短期留学には容量的にも素材的にもぴったりです。

1ヶ月〜3ヶ月

一般的な短期留学といわれる場合、キャリーケースの容量は85L程度あるのがベストです。このぐらいの留学期間であれば、キャリーケース1つで十分でしょうが、帰りに荷物が増えそうな場合は、小さめのキャリーケースをもう一つ持っていくのもいいかもしれません。

そんな短期留学におすすめのキャリーケースは、アメリカ発祥のブランドのアメリカンツーリスターです。キャスターが4輪になっており、軽量なので持ち運びが楽ちんです。もし多めに荷物を持っていきたい場合や、キャリーケースは一つにしたいという方にはおすすめですよ。

半年から1年以上

最後にご紹介するのが、半年以上の長期留学におすすめのキャリーケースです。こちらも容量的には、85L程度あれば十分でしょう。かさばる衣類なども、1週間分持っていくことができれば、十分現地でも間に合うでしょう。その代わり、長期で海外に滞在するため、頑丈で壊れにくいものがいいでしょう。

そこでおすすめしたいのが、アメリカのブランドサムソナイトです。「ジャニックシリーズ」は大容量なものも販売されており、最大で115Lまで対応しているものがあります。

また、軽量化に成功しているため、大きなものでも持ち運びがとても楽で、とても丈夫です。見た目もスッキリ見えるので、容量ほどの大きさを感じないのも特徴の一つです。

キャリーケースブランドは他にもたくさんあります。好きな色やデザインなどから選びたいという方は、チェックしてみるといいでしょう。

まとめ

キャリーケースは、留学には必ず必要なものです。何でもいいやと購入してしまうと、持ち込みができない可能性もあるので、事前にしっかりとリサーチし、留学に合ったキャリーケースを選ぶようにしましょう。

ぜひ自分にぴったりのお気に入りのキャリーケースを見つけてくださいね。

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