留学に持っていくスーツケースの選び方!留学期間別おすすめの容量と航空会社別の注意点を解説

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留学をする際、必需品となるスーツケース。

数週間の短期留学から数年単位の長期留学まで、留学期間やどんな持ち物を持って行くかによってスーツケースの種類や容量が変わってきますよね。

しかし、このスーツケール選びが難しく、どんなポイントに気を付けて選ぶべきか迷ってしまいます。

そこで、この記事では留学に持って行くスーツケース選びのポイントや各航空会社の規定など注意点をご紹介いたします。

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この記事の要点まとめ

※1週間以上の滞在なら、着回しのきく衣類を持っていく、現地で洗濯することを考慮します。

スーツケースはハードタイプでTSAロックがついているものがおすすめ

1週間未満の留学なら、~39リットル程度

2~3週間の留学なら、40~60リットル程度

1か月以上の留学なら、~89リットル程度

90リットル以上は重要オーバーに注意!

留学に持って行くスーツケースの選び方

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スーツケースの大きさと容量の見方

スーツケースは一般的には「高さ×横幅×奥行(cm)」と記載されていることが多いです。注意すべきはこの大きさの表示に合わせて外寸と総外寸があり、預け入れや機内に持ち込む時などは総外寸表記で説明されることがあります。

外寸:キャスター、ハンドルなどを含まない本体のサイズ表記

総外寸:キャスター、ハンドルなどを含むサイズ表記

また、スーツケースの中に荷物をどれくらい詰め込めるかは容量(リットル)で表記されます。

容量をイメージするためには、実際に持って行く荷物を〇〇リットルとかかれたポリ袋などに入れてみるとよいかもしれません。

以下では留学期間別に目安となるスーツケースの容量を解説していきます。

1週間未満の留学なら、~39リットル程度

スーツケースは一般的に1泊10リットルの容量と言われています。10リットルは1泊2日の主張などに利用するサイズです。気着替えや書類、パソコンとトラベルサイズの日用品で埋まるくらいと考えてください。

2~3週間の留学なら、40~60リットル程度

2〜3週間の滞在では40〜60リットルのスーツケースを目安にしてください。お勧めは1週間分の衣類や下着を用意して、現地で選択することが切るのがおすすめです。

お土産などを購入すると荷物が増えるので少し余裕をもったスーツケースが望ましいです。

1か月以上の留学なら、~89リットル程度

1〜3ヶ月以上の滞在では90リットル未満のスーツケースをおすすめします。

特に衣類は季節の変化を考慮して持っていく必要もあり必然的に量が増え、かさばるため大きめのスーツケースが望ましいです。

1年以上滞在する場合でも、1〜3ヶ月の滞在を4回繰り返すというイメージで準備すれば不足することはありません。

サイズに加えて重量制限にも注意しないといけないため、90リットル以上のスーツケースだとたくさんの荷物を入れることができる反面、規定の重量に抑えるのが難しくなります。

特に日用品などの液体類は重いので、重量を減らすために到着後数日使用する分の数量を持っていき、あとは現地で購入するようにします。

飛行機に預ける荷物の規定

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実はスーツケースは飛行機会社毎で持ち込み規定が異なります。折角スーツケースを新調したのに預入ができない、などのトラブルを避けるためにも事前に調べておく必要があります。

利用する座席の種類でも預けられるスーツケースのサイズや個数・重量が異なりますのでしっかり確認しましょう。

日本国内は主にANAとJALが日本の航空市場をもっています。この2社の他にはスカイマークなども存在しますがここではANAとJALの規定を紹介します。

機内ではよくスターアライアンスやワンワールドといった言葉で海外路線の紹介の中にANAやJALがあるので、グループ会社ととらえてしまう人も多いのではないでしょうか。

これは、マイルの共有などを行うための航空連合なのでグループ会社ではありません。そのため各航空会社によって機内持ち込みのルールなどは若干異なります。

JAL(日本航空)

国際線 プレミアムエコノミークラス / エコノミークラス

個数:2個

1個当たりの重量:23kg/個

荷物の3辺(縦・横・高さ)の和:203cm以内(キャスターと持ち手を含む)

参照 JAPAN AIRLINE 無料となるお手荷物の許容量

ANA 

国際線 プレミアムエコノミークラス / エコノミークラス

個数:2個

1個当たりの重量:23kg/個

荷物の3辺(縦・横・高さ)の和:158cm以内(キャスターと持ち手を含む)

参照 ANA お預けになるお手荷物のルール

スーツケースが壊れたら

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最後に、留学中にスーツケースが壊れた時の対処法をご紹介します。海外の航空会社では荷物の扱いが雑なところもあるので、どんなに丈夫なスーツケースでも破損してしまうことがあります。

留学中スーツケースは金庫のような役割を担うこともあるので破損した際の対処法も頭に入れておいて慌てずに対処しましょう。

飛行機内で壊れた場合

スーツケースが飛行機内で壊れるというのは国内線利用のみだとイメージがしづらいと思います。実際、飛行機の中で破損するのではなく飛行機に積む時と、降ろす時で破損しているケースが多いです。

日本のように丁寧に扱うのは稀で、海外の空港では投げ入れたり、コンベアが高い位置にあったりと雑に扱われます。

そのため、ケースが傷ついた、破損した、最悪の場合は中身が破損というのは起こり得ます。

空港でのスーツケース破損の場合、その場で申し出れば原則、利用した航空会社が補償してくれます。スーツケースを預ける前と預けたあとで写真を撮るなりして管理しましょう。

滞在先で壊れた場合

留学先でスーツケースが破損してしまうということもあります。ホストファミリーが誤って壊してしまった、友人に貸したら壊れてかえってきたなど色々なケースが考えられます。そんな時のためにも海外留学保険に加入しておくと安心です。

まとめ

スーツケース選びをしだすといよいよ留学が近づいてると感じますね。

まずは利用する航空会社の預け入れ手荷物規定をよく確認し、それから購入するようにしましょう。また、なるべく荷物を減らすようパッキングや荷物のチョイスを色々と工夫をしてみてくださいね。

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