【留学の基礎知識】語学学校って一体どんな場所?何するの?疑問を徹底解説!

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留学を考えた時、語学や専門的な知識を学ぶ場所として、留学先の国の小・中・高校や大学、専門学校に加えて【語学学校】があります。

しかし、語学学校とはどのようなところで、具体的にどのように勉強することになるのかイメージしにくいかもしれません。

そこで今回は、【語学学校】について徹底解説していきたいと思います!

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語学学校とは?

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語学学校は世界中に存在する言語を学ぶための学校です。基本的には英語圏の国であれば英語を学ぶための学校で、日本であれば日本語、韓国であれば韓国語を学ぶための学校になります。

特にヨーロッパでは1つの語学学校で多言語を勉強することもできます。例えばドイツの語学学校でドイツ語に加えて英語やスペイン語を学べる、などです。

語学学校によっては語学に加えて、その語学力を証明するための資格対策コースや、語学+マーケティングを学ぶコース、語学+インターンシップなど専門性の高いコース展開をしている場合もあります。

語学学校の種類

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語学学校には大きく2種類に分けるができ、私立の語学学校と大学付属の語学学校があります。

大学付属の語学学校

元々希望の大学への進学を目指し、大学の授業についていけるだけの語学力アップを目指す方は、その大学付属の語学学校に通われる方が殆どです。

また、国によっては元々私立の語学学校があまりなく、一般的に大学付属の語学学校に通う場合もあります。大学付属の語学学校の場合、入学基準(語学力など)が設けられていることがあったり、入学日が指定されていることもありますので、しっかり確認する必要があります。

私立の語学学校

この場合、特定の学校とは決めていないけれどゆくゆくは海外で進学を目指している方や、仕事で語学力を活かすために学びたい方、、観光に困らない語学力を身につけたい方、何か語学力を証明する資格取得を目指す方など、主に語学力アップを 目的とする方が通われています。

そのため、語学レベルが初級~上級のどのレベルでも受講できる様々なコースが用意されており、多くのコースが毎週、または毎月入学日が設けられています。

各国に多くの語学学校が存在するため、金額、コースの種類、講師の質、国籍バランス等を比較し自分の希望や勉強の目的に合った語学学校を探すことになります。

高校・大学・専門学校との違い

日本と同じく、基本的にはネイティブまたはネイティブと同様に理解が出来る人が通います。文法や会話を学ぶのではなく、専門的な何かを学ぶので文法がわからない、早くてリスニングでついていけない、など語学に関する基礎的な質問は難しいので授業についていけるだけの語学力を語学学校で学びましょう。

語学学校の料金

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語学学校の金額は様々でリーズナブルな学校もあれば比較的高めの学校も存在します。

あまりにも安すぎると、勉強が目的ではなく現地に滞在するための口実に学生ビザを取得して籍だけ置いておくような、いわゆる「ビザ取り学校」の可能性があります。そうなると語学力向上につながるような授業は受けられないことになります。

生徒が殆ど来なかったり授業や講師の質、学校や教室の設備が他よりもよくなかったりするかもしれないので注意してください。 

語学学校の金額には主に【入学金・教材費・授業料】があります。授業料は長期の申込みになればなるほど、1週間あたりの授業料が安くなる傾向にあります。

例えば1週間のお申込みが300ドルだとした場合、3ヶ月申込むとと1週間当たりの料金が280ドルになったりします。

また長期の申込みになると、長期留学パッケージ料金などでお得に用意されている学校もありますのでぜひチェックしてみてください。

例)アメリカの学校Aの料金

お申込み週数入学金教材費授業料合計
1週間 $200$40$300×週数$540
12週間$0(長期割で無料)$120$280×週数$3480

※語学学校の費用は留学前に日本で一括払いで支払うことがほとんどです。語学学校やコースにによっては教材費にみ現地払いになる場合もあります。

タイムテーブル

語学学校の一週間の時間割を示している図

語学学校は月~金まで授業、土日はお休みのところが殆どです。

ただ、午前から午後まで学ぶタイムテーブルもあれば、午前または午後の2-3時間だけ学ぶタイムテーブル、現地ですでに働いている人のための夜間のタイムテーブル等、どの時間帯で学ぶかによってコースが分かれています。また、学ぶ時間帯(コース)によって料金が変わる場合もあります。

また、学校によっては土日にコース開講しているところもあるのでご自身の希望にあったタイムテーブル(コース)を選択してください。

語学力向上を目的とする場合、しっかり7学ぶ時間が確保できる午前から午後までのコースが人気です。日本でいう小学校や中学校などで朝から昼過ぎや夕方ごろまで学び、放課後は自由時間といったスケジュールに似ています。

放課後には学校ごとにクラブやアクティビティ(生徒同士が交流できるるイベントなど)などもあります。

語学レベル

語学学校の言語レベルを5段階の階段状に示している図

語学学校では以下のようなレベル設定があり、レベルごとにクラスが分けられます。

初級コースから用意されていて、レベルが上がることに学べる項目が増えていきますよ!

宿泊先と空港からの送迎の手配

語学学校ではホームステイや学生寮などの宿泊先や空港送迎の手配も同時に行うことが可能なことが多いです。ただし、全ての学校ではないので、希望があれば手配が可能かどうかも申し込む前に確認するようにしましょう。

また、夏のシーズンはどこの国も人気で埋まりやすいため早めに手続きをするよう心掛けてください。

希望がありましたらリュックサックスタッフにお気軽にご相談ください。

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生徒の国籍バランス

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語学学校は『語学』を学ぶところなので、ネイティブスピーカーは通っていません。その代わり世界中からその言語を学びたい人たちが集まります。学校によっては国籍バランスに偏りが出ないようある一定数に達したらその国の学生受け入れをストップしてしまったりもするので、入学制限には注意してください。

また、日本人スタッフが常駐している学校は日本語でも相談がしやすい分、日本人生徒の比率が少し高めになる傾向があります。

まとめ

語学学校がどんなところかイメージはできましたか?

語学の勉強をするだけでなく、世界中に一生の友達が出来たり、将来の選択肢を広げるきっかけになったり、様々な体験ができます。

まずは短期留学で行ってみて、もっと現地で勉強したい!経験したい!となったら長期留学に挑戦されるのもいいですよね。色々な国でいろいろな言語を学んでみるのも楽しいかもしれません。

筆者は英語以外にも韓国語やドイツ語の学校にも行ったことがありますが、英語以外の学校では英語のネイティブの国籍の人と初級クラスでクラスメイトになる、なんてことも経験できました。

ぜひみなさんに合った学校選びをしてみてくださいね!

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